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「ちゃり鉄26号」終了報告

お知らせ

5月22日(木)~6月4日(水)の日程で、「ちゃり鉄26号」の旅をほぼ予定通りに終了しました。今回の取材対象路線は以下の通りです。

  • JR路線:留萌本線・室蘭本線
  • 廃線等:国鉄岩内線、寿都鉄道鉄道線、茅沼炭鉱専用鉄道線、余市臨港鉄道鉄道線
  • 駅前野宿:北一已駅、遠浅駅、大岸駅、小幌駅、二股駅、銀山駅

今回の取材対象地は留萌本線・室蘭本線沿線と、寿都~雷電~積丹半島やニセコ連山周辺。

全線廃止を間近に控えたJR留萌本線や、道内の「本線」としては「ちゃり鉄」未走行の最後の1線となっていた室蘭本線を中心に、道央日本海側の中小路線廃線跡などを巡る旅でした。

旅の序盤である道内2日目から3日目にかけては30時間連続で雨が降り続き、向かい風も強かったため、いきなり心身疲労するパターンで始まりましたが、中盤は天候も持ち直しました。終盤の積丹半島に入ると再び雨天向かい風という状況。今回は、日本海側の行程で雨に祟られることとなりました。

廃村・廃集落・廃鉱や廃道の踏査はこの気象条件の中でも概ね予定通りにこなすことが出来ましたが、時期的に藪が成長しており、背丈ほどのフキ・イタドリ・ササの藪漕ぎが多くなりました。結果的に、刺虫や刺草に複数個所をやられた上に、マダニも2匹ほどくっついているのを見かけたため、それ以降の踏査は藪漕ぎを最小限にするなど、若干の予定変更を行ったほか、最終行程の積丹半島では、浜婦美集落跡の踏査を断念しました。

これらの踏査を行うためには、雪解け直後で藪が成長する前の4月上旬などの限られた時期を狙う必要がありますが、そうなると北海道は真冬の気象条件に戻ってしまうこともあり得るため、なかなか、時期の設定が難しいのを実感しました。

登山行程としては後志羊蹄山から変更して組み込んだニセコアンヌプリ登頂は予定通りに達成。天候が懸念されましたが、下界は濃霧で覆われていたものの、標高1000mを超えた辺りからは雲上となり、地元の方が「当たりです」と仰るほどに素晴らしい雲海の風景を眺めることが出来ました。

後志羊蹄山の残雪も思ったほどではなかったので、積雪状況によってはこの時期でも後志羊蹄山を組み込めそうです。

最大の懸念事項は初めて手組したリアホイールをいきなり実戦投入してトラブルを来すことでしたが、幸いにもノートラブルで走り切ることが出来ました。雨天走行や泥濘走行が多かったので、今回も車体をバラシてメンテナンスを実施しますが、スポークの調整に関しては経験値を積むことが出来たように思います。

デジタル一眼レフでの総撮影枚数は3647枚。

今後、現像作業などを行い、順次、アップロードしていきます。

ルート図:ちゃり鉄26号北海道全図
ルート図:ちゃり鉄26号北海道全図
断面図:ちゃり鉄26号全図
断面図:ちゃり鉄26号全図
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