しばらく「ちゃり鉄」の出発報告を書いていませんでしたが、事前告知を再開したいと思います。
3月下旬~4月上旬の日程で「ちゃり鉄30号」の旅に出発します。今回の取材対象路線は以下の通りです。
- JR路線:氷見線・城端線・新湊線(貨物専用線)
- 私鉄路線:富山地方鉄道本線・立山線・不二越線・上滝線・富山港線・富山軌道線、万葉線
- 廃線等:富山地方鉄道笹津線・射水線、富山電気鉄道鉄道線、立山鉄道鉄道線、加越能鉄道加越線、庄川水力電気専用鉄道線、鉄道敷設法別表第66号線
- 駅前野宿:親不知駅、内山駅、越中中村駅、千垣駅、雨晴駅、越ノ潟駅、北濃駅
今回の取材対象地は富山県。
富山地方鉄道と万葉線、JR氷見線・城端線を中心に、県下に巡らされていた中小私鉄の廃線跡を巡ります。
北陸地方は中小私鉄が勢力を持っていた地域でしたが、この半世紀ほどで多くの鉄道・路線が廃止に至り、かつての北陸本線自体も県単位での第三セクター鉄道へと分割されて、私鉄王国、特急街道の面影はなくなりました。
北陸新幹線も敦賀まで開業しましたが、その先の関西延伸が迷走しており、開業時期は見通すことが出来ません。
そんな中、富山県で勢力を誇っていた富山地方鉄道においても存廃議論が顕在化しています。
私の幼少期には名鉄特急の「北アルプス」が名鉄から国鉄高山線経由で富山地方鉄道に乗り入れていて憧れの特急の1つでしたが、それも今は昔の物語。
北陸新幹線開業の陰で沿線の中小鉄道路線に存廃議論が発生する。
新幹線開業の功罪と言えるかもしれませんが、こうした事例は枚挙に暇がありません。
また、JR城端線と氷見線に関してもJRからの経営分離が決定しており、JR路線としての「ちゃり鉄」はこれが最後の機会となるでしょう。
この2路線は2021年に実施した「ちゃり鉄15号」でも走行の対象としていましたが、氷見線に入った段階で携帯ガソリンバーナーの破損、ガソリン噴出事故によって旅を中止したため、全線探訪が出来ていませんでした。
今回、ようやくこの2路線も再訪する計画を立てることが出来ました。
初日は自宅から乗り鉄の旅で大阪~高山~富山~親不知へと向かいます。この経路では大阪発高山行きの特急「ひだ」に乗車予定。
最終日は北濃駅から長良川鉄道、JR太多線、近鉄の旅を楽しむ予定ですが、その前日の行程が越ノ潟付近からJR城端線を経て北濃駅までの150㎞超えの計画となっているため、少々、計画に難があります。天候によっては城端から北濃には抜けずに金沢に抜け、石川福井回りで帰宅する無難なルートに変更するかもしれません。
計画ルート図と断面図は以下のとおり。
この時期は山間部を中心に道路の冬季閉鎖区間も多く、鉄道路線の線形も相まって綺麗な周回ルートを計画できませんでした。富山地鉄の宇奈月温泉と立山駅との間を黒部峡谷鉄道を経由して繋ぐルートなどは、自転車での走行が無理なので登山行程で考えることになりますが、3月下旬から4月上旬ともなると、このルートでの入山は難しく今回も計画していません。
軌道線の「ちゃり鉄」も多いため、距離の割に停車駅が多くルート計画も錯綜しています。日程的にもう2日ほど余裕が欲しいところですが今回は9泊10日。あまり出来のよい計画ではありませんが、早春の北陸路の旅を楽しみたいと思います。




