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「大宮鉄道博物館」文献調査等終了報告

お知らせ

8月31日(木)~9月4日(月)の日程で、大宮にある鉄道博物館への文献調査と関東地方に残るJRの未乗車路線乗車の旅を実施してきました。この調査や旅の主目的は以下のとおりです。

  • 鉄道博物館
    • ライブラリー所蔵文献のうち、マイクロフィルム化された鉄道省文書を閲覧し、幾つかの鉄道路線や旅情駅の来歴について調査を実施しました
  • JR未乗車路線の乗車
    • 未乗車だったJR伊東線・青梅線・五日市線・八高線・両毛線・日光線・水戸線、及び伊豆急行伊豆急行線、埼玉新都市交通伊奈線に乗車する旅を実施しました。この他、JR鶴見線、烏山線、中央本線、東海道本線などにも乗車しています。

この旅で学生時代から通算して、JR在来線の全線に乗り終えると思っていましたが、貨物支線を転用した新線が幾つか開業していることを忘れていて、それらの路線への乗車が未乗車のまま残りました。実は、関西圏にも短区間の新規開業路線があったことを失念していたので、JR在来線全線完乗は、また少し先のこととなりました。

とは言え、関東外縁に残っていた各路線に乗車するとともに、烏山線や鶴見線の再訪を果たし、伊豆北川駅、滝駅、信濃川島駅では駅前野宿。短期間でしたが充実した乗り鉄の旅となりました。

文献調査では「三信鐵道」に関する鉄道省文書の調査を主目的としており、意図した文書自体は閲覧することが出来たのですが、肝心の図面がマイクロフィルム化されておらず閲覧できませんでした。

後日、収蔵庫の原本も調べていただきましたが、原本の段階で既に逸失していたようで、添付図面は見つからず。小和田駅や大嵐駅の工事施工認可申請に含まれていた駅施設の平面図を見ることが出来れば、かなり貴重な情報だったのですが残念です。

国立公文書館で閲覧した他社の鉄道省文書でも図面類は逸失していることが多かったので、鉄道省からの移管などに際して逸失してしまったのかもしれません。

他に、各社の本社所在地の都道府県の公文書館で、申請書の写しなどが見つかる可能性もありますが、今のところ、有力な手掛かりは見つかっていません。

これについては、今後も、調査を継続したいと思っています。

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