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飯田線三遠南信地方集中調査第2回(資料調査・現地調査)終了報告

お知らせ

皆さんこんにちは。Tetsuです。

11月25日より11月29日までの4泊5日で予定していた飯田線三遠南信地方集中調査第2回は、ほぼ予定通りに調査を終えて、昨日、無事帰宅しました。

今回の集中調査は以下のメニューを中心に実施しました。

26日:大嵐駅~静岡県道288号(大嵐佐久間線)線廃道区間~佐久間駅

この調査区間は三信鐵道時代の飯田線の廃線跡を辿ることを主目的としたものですが、同線が既に佐久間ダムに水没しているため、実質的には静岡県道288号(大嵐佐久間)線を踏査する行程となりました。廃道趣味の人々の間では、一種の伝説のようにもなっている廃道ですが、当日、行程の三分の一ほどが雨に見舞われたこともあって、最難所の大崩壊地点で5m程度の滑落を経験するなど、かなり、困難な踏査となりました。また、水没遺構もほぼ水面下で、実際には見ることはできませんでした。

27日:伊那小沢駅~萩ノ坂峠(廃トロッコ隧道探査)~徳久保~小城~引ノ田~小和田駅

この行程は萩ノ坂峠の廃トロッコ隧道を探索することに加えて、小和田駅から引ノ田を結んでいた引ノ田線や、塩沢奥の山奥に眠る徳久保の廃集落跡を巡ることを目的としていましたが、かなりの困難を伴ったものの、主目的は全て果たすことができました。小城付近では公道を歩行中に沿道の住民に「殺すぞ!」などと恫喝されるトラブルがあり、予定経路の踏査を断念しましたが、これまでにない危機管理の必要性を感じさせられた一幕でした。

28日:為栗駅~谷京峠~飯島~名田熊~庚申ボツ~万古~為栗駅

前回の踏査で崩壊地を通過できず引き返すことになった名田熊道の再踏査を含め、為栗駅から伸びていた旧街道を踏査する行程で、遭難騒ぎに遭遇するといった出来事もありましたが、目的のルートを踏査することができました。

調査記録の執筆は、小和田駅や為栗駅の旅情駅探訪記に加筆する形で公開していきます。

資料整理などもあって時間がかかりますが、まずは、写真をギャラリーにアップロードするところから、始めていきます。

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