7月20日(水)~8月3日(水)の日程で予定していた「ちゃり鉄18号」は、順調に予定をこなし、無事、本日終了しました。走行路線は以下のとおりです。
- JR路線:札沼線、留萌本線、根室本線
- 廃線等:札沼線・留萌本線、根室本線、根室拓殖軌道
当初、日程的な都合で根室拓殖軌道の取材は割愛する予定でしたが、天候に恵まれたことなどもあり、中盤以降の予定を120%水準でこなせた結果、根室拓殖軌道のみならず、納沙布岬の再訪も果たすことが出来ました。また、当初、根室地方で入浴できない日が生じる予定でしたが、猛暑の中、それも避けることが出来ました。
今回は雨に降られたのが1日のみで、それ以外は、概ね晴天という恵まれた天候でしたが、半面、根室地方などでは記録的な猛暑ともなり、北海道の旅にも関わらず、暑さとの戦いが続きました。
これまでの経験から、峠のダウンヒルでの汗冷え対策として、ミレーのドライナミックメッシュインナーを導入したのですが、「夏は涼しい」との触れ込みには難があり、猛暑環境下では、気化熱による放熱に支障を生じたため、後半は使用しませんでした。
この他、カメラのキャリングシステムとして、海外無名メーカー製の防水チェストバッグを導入しましたが、これは大変使いやすく、概ね思い通りの役割を果たしてくれました。100均のペットボトルキャップも良かったです。これらについては、いずれ、紹介していきたいと思います。
課題もありました。
夏の爽やかな北海道の印象とは裏腹に、今回は、藪蚊と虻の猛攻に遭い、全身、刺されまくりの辛い行程ともなりました。過去にも経験済みの事でしたが、久しぶりの夏の北海道で、対策を忘れていたため、特に、道東の釧路~根室地方が酷かったように思います。霧多布や筑紫恋のキャンプ場では蚊の被害に遭い、走行中は時速が15㎞を下回ると虻の被害に遭う傾向が顕著でしたが、北太平洋シーサイドラインのようにアップダウンの激しい後半行程では、時速15㎞の維持は困難で、登りになる度に十数匹の虻にたかられ刺されながらの、厳しい行程となりました。厚着をするにしても放熱との兼ね合いから難しく、防虫スプレーの類もあまり期待できません。また、テント場でも、テント内に蚊が入り込んでしまい、夜中に痒さで目が覚めることが何度かありました。これについては、次回以降の為に対策を考えておく必要があります。
ただ、そんなトラブルはあれども、今回は、心配していたような悪天候には遭遇せず、無事に走り通せて何よりです。
次回のちゃり鉄19号実施は11月~12月の予定でしばらく間隔があくので、滞っているサイト更新を進めていきたいと思います。