8月31日(木)~9月4日(月)の予定で、大宮にある鉄道博物館への文献調査と関東地方に残るJRの未乗車路線乗車の旅に出発します。この調査や旅の主目的は以下のとおりです。
- 鉄道博物館
- ライブラリー所蔵文献のうち、マイクロフィルム化された鉄道省文書を閲覧し、幾つかの鉄道路線や旅情駅の来歴について調査を実施
- JR未乗車路線の乗車
- JR伊東線・青梅線・五日市線・八高線・両毛線・日光線・水戸線に乗車する旅を実施します。
この旅で学生時代から通算して、JR在来線の全線に乗り終えることになります。
残る未乗車路線は、北海道新幹線の新青森~新函館間、西九州新幹線の武雄温泉~長崎間、上越新幹線の越後湯沢~ガーラ湯沢間となりました。ガーラ湯沢は正式には上越線の駅ということになりますが、ここでは新幹線の駅として考えています。
「JR全線完乗」については、多くの鉄道ファンが取り組み実践していることと思います。私自身も多少の興味はあったものの、旅の舞台として訪れにくい路線が残ったこともありそのままとなっていました。想えば1996年12月の旅に始まって、30年弱を経てのJR在来線完乗となります。随分長い期間を要したものです。
近年は、「ちゃり鉄」の旅を中心に行っているので、長期に渡る「乗り鉄」の旅に出ることは少なくなりましたが、勤め先の会社の繁忙期の関係で、9月~10月にかけては短期の取材にしか出られないので、文献調査と乗り鉄の旅を行うことにしています。
関東地方辺縁部の路線の旅が中心となりますが、まだ見ぬ沿線風景を楽しみです。
また、文献調査では貴重な資料を紐解き、インターネットや文献に登場したことのない事実が発見できることを期待しています。