11月21日(火)~12月5日(火)の日程で、「ちゃり鉄21号」の旅に出発します。今回の取材対象路線は以下の通りです。
- JR路線:宗谷本線
- 廃線等:幌延町営軌道問寒別線、日曹天塩鉱業所専用線、簡易軌道幌沼線・勇知線
今回の取材対象地は道北。宗谷本線は2020年9月~10月に実施した「ちゃり鉄14号」でも稚内発旭川行きで走行済みですが、近年続いている大量の無人駅廃止の流れもあって、改めて、旭川発稚内行で、これまでに駅前野宿を実施したことのない駅を主な対象として取材しに行きます。
また、既に旅情駅探訪記を執筆している糠南駅や雄信内駅の周辺では、再訪と再取材も兼ねて、駅近隣に存在した幾つかの鉄道の廃線跡を探訪します。
本来、10月末から11月上旬に計画していたのですが、会社の繁忙期に当たることもあって時期を一か月後ろ倒ししました。先日の大雪で沿線一帯では朱鞠内で60㎝以上、音威子府で40㎝以上の積雪があり、路面凍結と積雪のダブルパンチもあって、恐らく、山間部の林道を通行する部分は計画変更が必要となると思いますが、ノーマルタイヤに加えてスパイクタイヤも携行して、初冬の北海道を走ることにします。
一方、今年の北海道はヒグマによる食害死亡事件も発生するなど、路面状況以外にも不安要素があります。広大な無人地帯の未舗装林道を走る計画もあるので、安全装備には最大限の注意を払うこととします。
この旅のルート図・断面図(いずれも道内部分)は以下のとおりです。渡道は日程の都合で往復とも新日本海フェリーの舞鶴小樽航路。舞鶴港と自宅の間は天候次第ではありますが、自転車で走行予定です。
旅の期間はしばらく更新が停まりますが、よろしくお願いします。